実家には100年続くお盆の行事があります。
岩田墓地の墓市(いわたぼちのはかいち)
毎年8月11日 夕方5時〜11時まで行われる「墓市(はかいち)」
近鉄奈良線「若江岩田」駅前から岩田墓地までの約500メートルの間の
岩田商店街などに無数の夜店が並び、墓地では提灯が灯されます。
岩田墓地は、奈良時代の高僧・行基が開いた「河内七墓(かわちななはか)」のひとつ。
「河内七墓」とは、長瀬、岩田、額田(ぬかた)(以上東大阪市)、神立(こうだち)、垣内(かいち)、恩智(おんぢ)、晒(さらし)(以上八尾市)の七ヶ所の墓。
江戸時代から続いている行事だそうです。
子供の頃はこの墓市が毎年とても楽しみでした。
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に出かけ
夜店で金魚すくい、ヨーヨー釣り、お面に風船もよく買ってもらいました。
途中でラムネを飲んだり、カキ氷を食べたり
今でもとてもよく覚えています。
金魚すくいで取った金魚は、
おばあちゃんが大切に育ててくれました。
今日は墓市です。
さすがにもう夜店には行かなくなりましたが
今頃は賑やかだと思います。