DOG CLUB CACUS

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DCM(Dilated Cardiomyopathy ) - 拡張型心筋症

我家のドーベルマン ルナは生後8ヶ月頃、DCM(拡張型心筋症)に罹患しました。
お散歩中に突然横になり苦しそうな息遣いをするのが気になり
レントゲン、心エコーの診察を受けました。

その時の宣告は「余命半年」 今から約10年前の事です。

突然バタンと横になる事意外は咳もなく食欲も旺盛で元気一杯です。

「収縮率」の値を見るため、毎月心エコーの検査を受けました。
診断を受けてから3ヶ月後ぐらいからお薬を飲み始め、それは今も続いています。
朝晩小さな錠剤を飲むだけなので食いしん坊のルナにとってはヘッチャラです。

当時はせめて3歳ぐらいまで・・・と祈っていましたが、
1年のうちルナは心臓が悪いを忘れさせるぐらい爆裂娘なんです。
で、
去年10歳の誕生日を迎え年を越して現在に至ります。

先日のエコー検査でも良くはないけれども悪くもなっていなくて
ルナ的には元気・・・という診断が

ドーベルマンの心筋症は何の前触れも無く突然死が訪れます。
ルナの場合も心臓が悪いのは解っているけれどもこの突然死を予測する事は不可能です。

心臓が収縮力を失ってゆくにつれ、血流ポンプとしての心臓の働きは弱まっていく一方で、
運動時など全身に酸素が必要だと激しく稼動させなければならない。
心臓がその激しい稼動に疲れ果てた時、薄くなった心筋を収縮することが出来ず
死に至る。

この事を考えると・・・

最近、
アルフ、ピース達と運動場で思う存分走るルナ
走る姿は心臓が悪いとか、ヘルニアがあるとかをまったく感じさせないフォームです。
若い時から綺麗な力強いフォームで走る犬でしたが、最近またフォームが戻ってきました。
その走る姿を見ていてフッと「大丈夫?」と考える時もありますが

元気に走れるなら走れば良い、
アルフ、ピース達と思う存分遊べば良い、

その後、突然「母ちゃんバイバイ」となるかもしれない。
でもそれもルナらしくて良いかなと・・・

さぁ今日も皆で思う存分遊ぼう・・・