DOG CLUB CACUS

I'll be with you always  ~ いつも あなたの そばに いるよ~

Pathological examination report - 病理検査報告書

ピースの病理検査の結果です。

 

病理組織診断 肺:肺線癌 pulmonary adenocarcinoma

        (気管支線癌 bronchial adenocarcinoma)

 

肺の腫瘤は、気管支上皮や肺胞上皮に由来する腺癌と診断されます。

マージン部にも腫瘍細胞は認められません。

犬の高分化な気管支腺癌は、外科的な切除により予後は良好である場合が

多いのですが、 やや大型で、悪性の腫瘍であることから、

引き続き、臓器内転移や胸腔内の播種性転移に関しては経過観察を

お勧めします。
 

という結果です。

化学療法をやる、やらないは少し考えていきます。

 

今回は本当にたまたま「心臓の定期検査」で見つかった早期の肺癌です。

アルフの件がなければ心臓の検査は5月でした。

5月までに「咳」の症状が出ていたかもしれません。

気管支腺癌は喫煙には関係なく、人間でも喫煙しない女性に多いそうです。

原因は・・・???です。

年齢からくるのかもしれません。気管支が元々弱かったのかもしれません

1年に1回の定期検査では早期発見は難しいです。

7歳、8歳からは3か月に1回の検査がベストかもしれません。

それなら早期で対応ができます。

 

ただ、レントゲンが撮れる獣医さんであることが条件です。

ピースの場合、レントゲン上で100%に近い診断ができていました。

 

やはり、癌が多いです。

獣医療も高度になってきています。

今回、初めて高度二次診療という経験をしました。

が、考えさせられる問題もたくさんあると感じています。

 

アルフへ・・・

ありがとう。僕は一生懸命毎日を生きていくから。

                 ピースより

f:id:anri0508:20160117210257j:plain