DOG CLUB CACUS

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Test result - 検査結果

7月にピースが受けた心臓の血液検査

Cardiopet® proBNP 検査 心臓バイオマーカー

ド-ベルマンの心筋症は特異な経過を辿ります。

無症候で進行し、症状が出た時は「突然死」

 

心エコーの収縮率だけでも不十分です。

また、経験上

ドーベルマンの場合、無症候型の心筋症で、

「心電図」に異常が出る事は少ないと思います。

ルナは24時間ホルター検査をしましたが、異常はありませんでした。

 

心エコーとレントゲン血液検査の組合せで判断していくのが

ベストではと考えます。

 

ピースの7月の検査の数値は約1500でした。

 

参考基準値として、

ドーベルマンでNT-proBNPが ≥735pmol/L の場合には、

無症候の拡張型心筋症のリスクの上昇が認められます。

 

ピースは何の症状もありません。

咳もしないし、息遣いも普通、

心電図も異常なし、心エコーはギリギリセーフという感じです。

 

でも、血液検査では無症候型の拡張型心筋症の

リスクの上昇が認められる。の結果になります。

 

突然死のリスを減らすため、

7月から予防的にお薬を飲んでいます。

 

お薬を飲んで2か月後に検査をしました。

心エコー  FS(収縮率:33%))

レントゲン 問題なし

心電図   問題なし

血液検査  前回:1500 今回:648

 

血液検査の結果が驚きです。

数値だけをみれば正常の範囲に入っています。

FSも10%ちかく上がりました。

 

飲んでいる薬はルナと同じ薬です。

ルナが11歳まで元気で過ごせたのは、

お薬が予防の役目をはたしたのだと考えます。

 

ドーベルマンの心臓は特異な経過を辿ります。

心臓の検査はとても大切です。

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