DOG CLUB CACUS

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Training Doberman For Alf-訓練 ドーベルマン アルフ

アルフは訓練を本格的に始めた生後9ヶ月の頃は
欲のない、感度の悪い犬でした。

が、これがアルフが欲がなく感度の悪い犬なのではなく
そうさせていたのが私自身であるという事が
今、教えを受けているトレーナーからズバリ指摘されました。

「あなたが魅力のない、つまらない飼い主なんだから、
 犬がしらけているのよ。」

この言葉は確かにきつい言葉ですが、
私はこの言葉の裏にあるトレーナーの愛情も理解できました。

だって事実そうなんです。
その証拠に今は欲のある、意欲的な犬になっています。

もし、あの時、
アルフは欲のない感度の悪い犬だから仕方ない。と思い込んでいたらと考えるとゾッとします。
それは、アルフという犬の心を無視して投げ出していることだからです。

訓練で一番大事なのは呼来、持来だと私は考えています。

アルフはあえて呼来の練習などはしませんでしたが
訓練が進むうちに傍から勝手に離れることはなくなりました。
座っておきなさいよ、
呼ばれたら来なさいよ、
指示があればどんな物品でも持ってきてね、
こういう事は日常生活の中でもとても大切です。

訓練という決まった枠で練習するのではなく
日常どんな時でも指示は絶対に聞く。
こうなれば、とても幅が出来て楽しいです。

持来に関してはダンベル持来から始めましたが
とても厳しい内容です。
あえてここでは書きませんが、でもこの練習があり
その練習にアルフも必死で付いてきたからこそ今があります。

ダンベルもやりますが時には持つのが困難な物品の持来もします。
画像の食器をひっくり返して「持って来て」の指示を出します。
必死で考えて考えて咥えます。
咥えた後は画像のように「ふ〜」という表情です。

この食器はピースはまだ完成していません。
ダンベルは完璧ですが食器はアルフの域までいきません。
なぜか?
それはまだピースに我があるからです。
「俺はこんな物、咥えたくない。」という我です。
根気です^^ まだまだピースとの勝負はついていません。

いざ・・・

俺は頑張る・・・

あと少し・・・

やったぜ・・・